Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持管理(測定)

Chair:yu su

[I-332] Analysis of the Influence of Temperature on Bridge Structure Parameters Using ERA Method

〇Koharu Ota1, Kouichi Takeya2, Junji Yoshida1 (1.Faculty of Engineering, Graduate School, University of Yamanashi, 2.Tokyo Institute of Technology)

Keywords:bridge vibration, structural response, micro-tremors, ERA, damping, structure identification

本研究は,橋梁の振動応答を用いた構造パラメータ分析の課題となっている分析結果のバラつきに着目した.バラつきの要因のひとつである気温の影響を定量的に評価することを目的として,実橋梁での計測を元に分析を行った.一般道路橋において長期間計測した加速度応答から常時微動成分のみを抽出して気温別にデータを整理し,ERA法を用いて構造パラメータの推定を行った. ERAの指標であるMAC指数で重み付け平均をとることで,分析方法によるばらつきを低減した算出方法を提案した.算出した構造パラメータと気温の関係から,振動数は気温と負の相関がある一方,減衰比はある気温で極大値を有することが示された.

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