令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(測定)

座長:蘇 迪(東京大学)

[I-334] 表面被覆が表面弾性波可視化に与える影響の2次元FDTD解析

〇堀内 康平1、服部 篤史1、河野 広隆1 (1.京都大学)

キーワード:表面弾性波可視化技術、コンクリート、表面被覆、ひび割れ検知、非破壊検査、FDTD法

表面弾性波可視化技術(以下,本技術)はストロボスコープと微分干渉スペックルイメージングを用いたコンクリート構造物の表面付近の変状に対する新しい点検手法である.表面の微細なひび割れや塗膜の剥離・塗膜下のひび割れが検知可能であるが,供試体内での弾性波の伝播状況や本技術の適用範囲については不明である.本研究では本技術の測定メカニズムを解明し適用性を検討するため供試体表面のシア変位(2点間の面外変位の差)に着目した2次元FDTD解析を行い,表面被覆の曲げ剛性が大きいほどシア変位が小さくなることがわかった.

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