橋梁床版(2)

[I-370] 更新用RCループ継手の輪荷重走行試験結果

〇後藤 俊吾¹、長谷 俊彦¹、原田 拓也¹、松本 政徳²、勝呂 翔平² (1.（株）高速道路総合技術研究所、2.（一社）日本建設機械施工協会)

キーワード：プレキャストPC床版、RCループ継手、輪荷重走行試験、押抜きせん断破壊、疲労耐久性

更新用として床版厚を低減できるあごなしのRCループ継手について輪荷重走行試験を行った結果を報告するもの．あごなしRCループ継手について，PC床版の高速道路における耐用年数100年相当の荷重を与えても漏水するような貫通ひび割れの発生がなく接合構造界面の開きが小さいこと，PC床版部で押抜きせん断破壊したことから，十分な疲労耐久性を有していることが確認できた．