[I-307] 気象庁震度階5強に相当する地震動の加速度応答スペクトルの検討
キーワード:地震、地震動、気象庁震度階、加速度応答スペクトル
首都高速道路は,気象庁震度5強以上が観測される地震が発生した場合には,全線通行止めとしなければならない.そのため,気象庁震度5強と算出された地震動が首都高速道路の高架橋にどのような影響を与えるかを把握するために,その地震動の加速度応答スペクトルを算出し,道路橋示方書Ⅴ耐震設計編に規定されている設計地震動との関係を検討した.その結果,加速度応答スペクトルの平均値はレベル2地震動よりも小さく,レベル1地震動に対しては,固有周期1.0秒よりも短周期域では減衰効果と入力損失効果の影響を考慮すれば同程度の大きさになると予想され,固有周期1.0秒より長周期域では小さいことがわかった.
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