[I-347] PE被覆ケーブル内部の状態評価に関する基礎的研究
キーワード:PE被覆ケーブル、温湿度計測、湿り空気線図
吊構造形式の橋梁では,吊材に使われているケーブルが耐荷性能において重要な役割を担っており,高い環境遮断性等が得られるポリエチレンで被覆したPE被覆ケーブルが多くの吊構造形式橋梁で使用されている.一方で,被覆内部のケーブルの状態の把握が容易でないため,被覆内部のケーブルの状態評価手法を構築することが維持管理上の課題となっている.
そこで,実際に供用している斜張橋で交換のために撤去したPE被覆ケーブルを対象として,ケーブルの腐食の進展に影響する被覆内部の温湿度に着目したモニタリングを行った.
その結果,ケーブル内の温湿度を計測することで,ケーブル内部の水の有無を検知できる可能性があることが分かった.
そこで,実際に供用している斜張橋で交換のために撤去したPE被覆ケーブルを対象として,ケーブルの腐食の進展に影響する被覆内部の温湿度に着目したモニタリングを行った.
その結果,ケーブル内の温湿度を計測することで,ケーブル内部の水の有無を検知できる可能性があることが分かった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン