橋梁一般(測定・モニタリング)

[I-349] Long-term monitoring observations of a partially repaired steel composite box girder bridge

〇Yuichi Iriyama¹, Ei Watanabe², Yukio Katou¹, Yuuki Morita¹, Hideaki Hatano³ (1.NAKANIHON ENGINEERING CONSULTANTS, 2.AICHI PREFECTURE, 3.GIFU UNIVERSITY)

Keywords:Repair with CFRP plate, monitoring, corrosion, steel composite box girder bridge, thermal deformation

著しく腐食した添接部に対し，ＣＦＲＰ板と鋼板を接着材により一体化させる工法により補修した鋼合成箱桁橋について，接着材の長期耐久性が懸念されたため，桁の鉛直変位をモニタリングすることで補修部の健全性の確認を行っている．ここでは，補修後５年間のモニタリング結果についてまとめた．桁のそり量を計測し管理しているため，温度変化とそり量の関連性について把握する必要があった．そこで，日射による短期的な影響及び季節変化による長期的な影響について整理した上で，これまでの５年間の計測結果について比較した結果，挙動はほぼ同様であり，健全性が維持できていることを確認した．今後も引き続きモニタリングを行う予定である．