令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(測定・モニタリング)

座長:吉田 純司(山梨大学)

[I-349] 部分的に補修した鋼合成箱桁橋の長期間モニタリング

〇入山 祐一1、渡邉 英2、加藤 幸男1、森田 祐樹1、羽田野 英明3 (1.中日本建設コンサルタント、2.愛知県、3.岐阜大学)

キーワード:CFRP板補修、モニタリング、腐食、鋼合成箱桁橋、温度変化挙動

著しく腐食した添接部に対し,CFRP板と鋼板を接着材により一体化させる工法により補修した鋼合成箱桁橋について,接着材の長期耐久性が懸念されたため,桁の鉛直変位をモニタリングすることで補修部の健全性の確認を行っている.ここでは,補修後5年間のモニタリング結果についてまとめた.桁のそり量を計測し管理しているため,温度変化とそり量の関連性について把握する必要があった.そこで,日射による短期的な影響及び季節変化による長期的な影響について整理した上で,これまでの5年間の計測結果について比較した結果,挙動はほぼ同様であり,健全性が維持できていることを確認した.今後も引き続きモニタリングを行う予定である.

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