[I-349] 部分的に補修した鋼合成箱桁橋の長期間モニタリング
キーワード:CFRP板補修、モニタリング、腐食、鋼合成箱桁橋、温度変化挙動
著しく腐食した添接部に対し,CFRP板と鋼板を接着材により一体化させる工法により補修した鋼合成箱桁橋について,接着材の長期耐久性が懸念されたため,桁の鉛直変位をモニタリングすることで補修部の健全性の確認を行っている.ここでは,補修後5年間のモニタリング結果についてまとめた.桁のそり量を計測し管理しているため,温度変化とそり量の関連性について把握する必要があった.そこで,日射による短期的な影響及び季節変化による長期的な影響について整理した上で,これまでの5年間の計測結果について比較した結果,挙動はほぼ同様であり,健全性が維持できていることを確認した.今後も引き続きモニタリングを行う予定である.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン