[I-350] 床版取替工事を実施する橋梁(淀川大橋)の振動計測 第2報
キーワード:振動計測、健全度診断、床版取替、長寿命化、淀川大橋
現在日本では,維持管理に関する橋梁の損傷に対し,目視点検が主に行われており,工学的な評価については明確になっていないという課題がある.また修繕工事を実施した橋梁に対し健全度の回復を工学的に検証することも行われていないことが多い.これらを踏まえて筆者らは振動計測を用いた橋梁の健全度診断に取り組んできた.淀川大橋では床版を取替えることで死荷重を軽量化し,耐震性の向上と長寿命化を図る工事が行われている.そこで,床版取替工事の前後における橋梁の固有振動数の違いから耐震性能の向上・長寿命化に対する検証及び検証方法について考察することを目的とする.
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