令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

診断・補修・補強(4)

座長:中村 一史(東京都立大学)

[I-414] 変位センサーによるゴム支承の地震後損傷検知手法の開発

〇小野寺 周1、豊岡 亮洋1、林 吾介2、高橋 宏寿2 (1.公益財団法人鉄道総合技術研究所、2.株式会社ミライト)

キーワード:ゴム支承、変位センサー、損傷検知、早期運転再開

地震により列車の運行が停止し,揺れの大きさが各鉄道事業者の定める規制値を超過した場合,運転を再開するためには軌道や設備等の目視点検を実施し,列車が走行可能な状態であることを確認する必要がある.しかしながら,高所・狭あいな支承部の目視点検には現状で多大な労力と時間が必要であり,早期の運転再開のためには,より効率的な点検手法を構築することが望ましい.そこで本研究では,地震後の支承部の点検迅速化や早期運転再開を支援することを目的として,支承部の地震時の損傷限界について解析的な検討を行った.また,支承部の損傷を遠隔から把握可能な変位センサーを開発した.

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