[I-385] 鋼桁のひずみ測定による作用力の推定に関する基礎的検討
キーワード:ひずみ、せん断応力、曲げ応力
損傷した桁橋を補修補強する際,実橋梁の実測応力を適切に反映した補強構造を適用することは,補修後の橋梁を長期的かつ安全に使用する観点から重要である.本研究は補修補強構造を適切な断面とするための設計手法の確立を目標とし,その基礎検討として単純桁における荷重作用時の実測ひずみデータから推定される桁の支点反力の推定精度を検討する.H鋼の桁中心に強制変位を与え,桁高さ方向に設置したひずみゲージから支点反力を推定した結果,弾性範囲内においてせん断応力では誤差が1%以内となり,曲げ応力では3.6%となり,せん断応力による支点反力の推定は作用力を適切に反映でき高い精度で推定できている.
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