Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持管理(腐食)

Chair:Tatsuro Sakamoto

[I-21] Fundamental Study on the Electrochemical Behaviors of Steel Corrosion at Zinc-Rich Painting Defect

〇Weijie Liu1, Shigenobu Kainuma1, Muye Yang1, Ryou Inoue1 (1.Kyushu University Graduate School)

Keywords:Corrosion, Coating, Zinc-Rich Painting, Electrochemical Behaviors

鋼橋の塗装系には塗膜の高耐久性化の観点から,ジンクリッチペイントを用いた重防食塗装系が用いられている.新設橋には無機ジンクリッチペイント,塗替え塗装時には有機ジンクが一般に採用されている.ジンクリッチペイントは亜鉛末を多量に含むことから,鋼素地が防食される.しかし,有機ジンクについては,バインダーとしてエポキシ樹脂が主として用いられるため,無機ジンクに用いられるアルキルシレケートとは異なり,亜鉛末と鋼素地の電気的短絡が阻害され,犠牲防食作用が期待できない.本研究では有機ジンクと無機ジンクの防食作用を定量評価するために2電極を有する塗膜傷のモデル試験体を製作し,その塗膜傷にEIS測定を実施した.

Please log in with your participant account.
» Participant Log In