[II-107] 必要連続静穏時間を考慮した海洋工事の稼働率に関する一検討
キーワード:海洋工事、稼働率、連続静穏時間
海洋工事では,工事海域の気象・海象は日々の作業可否,ひいては工事の全体工期に多大な影響を与える.
工期設定のため,各港湾ではその波浪ランク別に供用係数(荒天による待機日数などを考慮した工期の割増係
数)が設定されているが,荒天の割合は年によってばらつきがあり,各海域の実態を把握するには過去の観測
データを精査することが望ましい.稼働率は,最も単純には,集計期間における環境条件が作業限界以下とな
る時間の割合として計算できるが,実際の作業では,ある一定時間,連続した静穏状態が求められる作業もあ
る.そこで,本研究では,波浪観測データに基づき,必要連続静穏時間の考慮が稼働率に及ぼす影響を調べた.
工期設定のため,各港湾ではその波浪ランク別に供用係数(荒天による待機日数などを考慮した工期の割増係
数)が設定されているが,荒天の割合は年によってばらつきがあり,各海域の実態を把握するには過去の観測
データを精査することが望ましい.稼働率は,最も単純には,集計期間における環境条件が作業限界以下とな
る時間の割合として計算できるが,実際の作業では,ある一定時間,連続した静穏状態が求められる作業もあ
る.そこで,本研究では,波浪観測データに基づき,必要連続静穏時間の考慮が稼働率に及ぼす影響を調べた.
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