令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

基礎水理・数値解析

座長:音田 慎一郎(京都大学)

[II-117] 粒子法および個別要素法の連成による複雑なダムブレイク解析

〇井上 拓海1、斎藤 隆泰1 (1.群馬大学大学院理工学府)

キーワード:E-MPS法、個別要素法(DEM)、局所体積平均、ダムブレイク

近年、台風等の異常気象による河川の増水に伴い、ダムの越流が生じ、ダム下流域では砂の運搬による河床低下や床止めの破壊問題が生じている。現状、対策としての維持管理は明確な基準がなく、越流前での被害予測も困難である。したがって、護床工の健全性を検討するためには、数値解析により、河川内部の力が河川横断構造物にどのように作用するのかを検討する必要がある。本研究では、その第一段階として、水と砂の挙動について検討を行う。そのために、粒子法の一種であるE-MPS法とDEMを連成させ、土と水から成るダムブレイク問題の解析を行い、水理実験と比較することで本研究における連成解析手法の妥当性を示す。

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