令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流出・氾濫(1)

座長:山本 隆広(長岡工業高等専門学校)

[II-137] 低平地河川を対象とした降雨と背水影響の不確実性を考慮した洪水リスクの推定

関 洵哉1、中津川 誠1、Nguyen Thu1、沖 岳大2 (1.室蘭工業大学、2.北電総合設計(株))

キーワード:バックウォーター、ハザード、脆弱性、不確実性、内水氾濫、治水施設

本研究は、低平地河川である千歳川を対象に、気候の不確実性を加味して洪水リスクの推定を行うことを目的としている。低平地を流れる千歳川においては、降雨の流出のみならず、本川である石狩川からの背水影響も大きい。したがって、ひとたび洪水が発生すると外水・内水ともに大きな被害が発生する。本研究では高精度気候実験であるd4PDFの降雨量を用い、千歳川からの流出と石狩川からの背水を同時に考慮することで、現段階の千歳川流域に潜む最悪の洪水パターンを推定した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン