令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

安定性(海岸・港湾施設)

座長:小林 孝彰(鹿島建設株式会社)

[II-156] 日本の港湾基準と英国港湾基準(BS6349)の部分係数を適用した横桟橋設計の比較検討

柴下 達哉1,4、宮田 正史1,3、菊池 喜昭2 (1.国土交通省国土技術政策総合研究所、2.東京理科大学、3.京都大学経営管理大学院、4.株式会社日本港湾コンサルタント)

キーワード:港湾、横桟橋、比較検討、BS6349

海外における港湾の設計基準として、英国規格協会が発行するBS6349とその関連規格が広く利用されている。本検討では、両基準による部分係数の相違による設計への影響を把握する目的で、横桟橋を対象とした比較検討を行った。本検討では、設計への影響が大きいと予想される部分係数(荷重係数,抵抗係数)、地震条件、支持力照査式に着目した検討を行う。検討の結果、両基準の規定をそのまま適用した比較には至らなかったが、両基準による部分係数の相違が設計成果に及ぼす影響をある程度把握することができた。今後は、特に支持力照査の部分について差が大きいため。更なる検討を行う予定である.

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