令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

降水・大気

座長:平林 由希子

[II-44] 都市気象LESモデルを用いた豪雨の種となる熱的上昇流と渦管の組織化の解明

千賀 幹太1、山口 弘誠2、中北 英一2 (1.京都大学大学院工学研究科、2.京都大学防災研究所)

キーワード:ゲリラ豪雨、LESモデル、乱流、組織化、熱的上昇流、渦管

近年都市域でゲリラ豪雨による災害が頻繁に起こっている。ゲリラ豪雨を引き起こす積乱雲のメカニズムを解明することは、その予測のために大変重要である。現在、都市気象LESモデルを用いて降水粒子生成前に焦点を当てた研究がなされてきている。しかし、熱的上昇流や渦管が境界層を突破したのち、降水粒子生成につながる部分の詳しいメカニズムが明らかでない。ここでは、上昇流や渦管の組織化が起こっていると考える。本研究は、この部分での上昇流と渦管の組織化のメカニズムを明らかすることを目的とした。そして、都市気象LESモデルを用いた理想実験により上昇流と渦管の併合化とそのスケールアップを再現し、メカニズムを解明した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン