令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

ダム堆砂・排砂

座長:中西 哲(国立研究開発法人土木研究所)

[II-125] 管径300mmにおける土砂スラリーの土砂濃度計測について

〇宮川 仁1、高田 翔也1、宮脇 千晴1、石神 孝之1 (1.国立研究開発法人 土木研究所)

キーワード:スラリー輸送、土砂濃度計測、吸引工法、潜行吸引式排砂管、堆砂、ダム貯水池

土木研究所では、ダム貯水池の水位差エネルギーを活用したフレキシブル管を用いた排砂手法(通称:潜行吸引式排砂管)の開発を行っており、巨石、塵芥を含まない砂礫は小規模落差でも土砂を吸引、下流へ供給可能であることを確認してきている。運用にあたっては吸引口から吐口までの確実な土砂輸送やダム下流の流砂環境への影響や効果検証等のために排砂管内の土砂の輸送特性が把握できることが望ましく、管内の土砂濃度を自動計測する手法を検討している。本稿では開発した管径300mmにおける土砂濃度の計測方法の有効性を確認した結果を報告する。

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