令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川計画・管理

座長:田端 幸輔(中央大学研究開発機構)

[II-165] 洪水規模の増大に対応するためのダム施設の新たな局部改良手法に関する調査報告

〇谷脇 佑一1、小島 裕之1、永谷 言1、尾嵜 佳史1、髙田 諭2、佐藤 弘行3 (1.(株)建設技術研究所、2.(株)建設技研インターナショナル、3.国土技術政策総合研究所)

キーワード:コンクリートダム、フィルダム、気候変動、局部改良、再開発、調査報告

近年,気候変動の影響が顕在化しつつあり,水災害の発生を着実に防止するため,外力条件の変化も考慮した順応的な治水施設の整備や維持管理が求められている.このような中,米国等の諸外国においては,現在の計画規模を超える洪水を想定し,ダムの嵩上げ等の大規模な施設改造が困難な場合にも対応可能なダム施設の局部改良の実施例が認められる.
今後,国内において局部改良の要請が生じる場合への対応として,諸外国における①局部改良の制度体系・実施フローに関する詳細情報の把握,②局部改良の設計手法,細部技術の把握を行っていくことが求められる.

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