令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河道の水理

座長:重枝 未玲(九州工業大学)

[II-171] 水深積分モデルを用いた開水路流の三次元構造

〇八木 郁哉1、内田 龍彦2、河原 能久2 (1.東京建設コンサルタント、2.広島大学)

キーワード:BVC法、三次元流れ、河岸侵食

平成30年7月豪雨において,現地調査により著者らは河岸侵食の8割以上が湾曲部で発生したことを明らかにした.そのほか直線箇所の河岸侵食被害の多くは,段落ち部や橋脚周辺などの構造物周辺において発生した.河岸侵食発生箇所では,流れの三次元性が大きくなり,水面変動や乱れエネルギーが大きくなると考えられる.

本研究では,さらに汎用性のある二次元の枠組みの水深平均流速を用いて三次元流れを明らかにするための手法を開発し,湾曲水路において妥当性を検証することを目的とする.

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