令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流砂,土石流

座長:内田 龍彦(広島大学)

[II-191] 混合粒径土砂の堆積・侵食過程に関する基礎的研究

木本 祥太1、林 雄輔2、中島 奈桜3、内田 龍彦2、河原 能久2 (1.中国電力株式会社、2.広島大学、3.建設技術研究所)

キーワード:侵食過程、オイラー型堆積モデル、混合粒径、堆積高、侵食実験

平成30 年7 月豪雨によって,河道に多量の土砂が供給され,西日本各地で土砂洪水氾濫が発生した.原因の一つとして,河川の堆積土砂が下流への土砂供給を妨げていることが挙げられる.計画規模や超過洪水時の土砂の堆積,侵食過程を適切に評価するためには混合粒径土砂の河床変動解析法は不可欠である.しかし,交換層を用いた手法では空隙率の時間変化と交換層の厚さの評価法が確立されていない課題がある.本研究では,異なる粒度分布を堆積させた場合の各粒径の堆積高の変化特性と侵食過程における混合粒径土砂の堆積土砂量の変化を明らかにするとともに,それらの解析法を確立することを目的とする.

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