Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第II部門

流路・河床変動

Chair:Atsuko Mizoguchi

[II-196] Applicability of Celerity Equation for Bottom in the Development Process of Alternate Bar

Michihide Ishihara1, Hiroyasu Yasuda2 (1.Graduate School of Science and Technology, Niigata University, 2.Research Institute for Natural Hazards & Disaster Recovery, Niigata University)

Keywords:Alternate bar, Celerity, Hyperbolic partial differential equation

交互砂州は波動現象の一種と見做されているが,その伝播性については不明なことが多い.交互砂州の伝播特性について理解が乏しかったのは,その伝播速度の理論式の定式化が未確立だったことが大きな要因であると考える.本研究では,伝播速度の理論式の確立を目的とし,平面二次元の交互砂州の伝播速度の理論式を導出した.次に,時空間で高分解能な実測値を用いて,導出した同理論式の適用性について検証した.その結果,Frが1.0以下の条件であれば交互砂州の伝播速度を予測する上で十分な推定精度を有することを明らかにした.また,同式により交互砂州の発生・発達過程において伝播速度が幅広い空間分布を持つことを明らかにした.

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