[II-197] 数値解析による大規模流路変動で橋台背面盛土周辺に及ぼす影響の研究
キーワード:流路変動、橋台背面盛土、河床変動解析
平成28年8月北海道豪雨では,河川堤防の決壊などの氾濫で道路の崩壊や落橋など大惨事となった.既往研究から,橋梁被災の多くは橋台背面盛土の消失が起因であり,その要因分析を踏まえ洗掘対策には軽量剛性繊維網,浸透による吸い出し対策には透気防水シートが効果的な対策工と考え,代表的な被災現場である十勝川水系小林川に架かる橋梁をモデルとし,大規模流路変動を想定した水理模型実験にその対策工を講じたところ無対策と比較して最大で約20時間盛土洗掘を遅延させる効果を確認した.本報では,様々な河川域を想定し,蛇行波長と振幅を変化させたケースで洪水による橋台背面盛土周辺の河床変動メカニズムを数値解析で検証した.
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