令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川・水理構造物(2)

座長:竹村 吉晴(中央大学研究開発機構)

[II-16] 階段状水路における nonaerated skimming flow の水深と乱流境界層厚の流下方向変化

〇高橋 達也1、佐藤 柳言2、高橋 正行2 (1.日本大学大学院理工学研究科、2.日本大学理工学部 )

キーワード:階段状水路、nonaerated skimming flow、水面形、乱流境界層、局所摩擦抵抗係数

階段状水路は,ダムや堰などの落差構造物を流下する高速流を傾斜面上で減勢させる方法として利用されている.従来の研究によって,aerated skimming flowの擬似等流区間および不等流区間における空気混入流水深,水深,流速が明らかにされた.また,nonaerated skimming flowの水深と乱流境界層厚を解析的に求める方法が示されているが,広範囲な相対ステップ高さと水路傾斜角度に適用できるかは不明である.
本研究では,階段状水路のnonaerated skimming flowを対象に,相対ステップ高さの影響を考慮した局所摩擦抵抗係数の実験式を示し,水深と乱流境界層厚の流下方向変化を示した.

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