令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

津波・高波(2)

座長:宮田 正史(国土技術政策総合研究所)

[II-87] 直立護岸における越波飛沫の発生過程に関する可視化実験

山田 翔喜1、古賀 健太郎1、山城 賢1、児玉 充由1 (1.九州大学)

キーワード:越波飛沫、水理模型実験、可視化実験、画像解析、造波風洞水路

防波堤や護岸等の海岸構造物は波浪制御等の役割を果たす一方で,塩風害の原因となる大量の越波飛沫の発生源となり得る.しかし,越波飛沫の発生および輸送過程は未解明な部分も多い.これまでに,造波風洞水路を用いた越波飛沫の可視化実験を行い,画像解析による計測手法を確立し,越波飛沫の飛散過程について検討した.本研究では,直立護岸で発生する越波飛沫の発生過程を把握するため,造波風洞水路を用いて可視化実験を行い,その時間変化について詳細に検討した. その結果,飛沫の発生過程の詳細および打上げ規模による飛沫発生状況の違いなどについて有用な知見を得た.

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