Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第II部門

水文学・水資源

Chair:Takao Tamura

[II-65] Test Development of Scale-Structured Watershed Database

Minami Komeiji1, Junichi Yoshitani1 (1.Shinshu University)

Keywords:Watershed Boundary Dataset, River Code, Susobana River

流域界は水に関する調査,分析に欠かすことができない情報である.流域メッシュデータは,本川と支川の判別がつかないこと,一部の河川合流点以外の流域界情報が存在しないことから,流域界情報として使用するとき非常に手間がかかり加工が必要となる.そこで,支川の流域・本川の流域共に簡単に抽出することが可能で,かつ河川の合流点やダムなどの点が境界となる階層化された流域界情報を裾花川流域で試作し,裾花ダム流域の植生分布図を作成することにより有用性を示した.流域メッシュデータを利用した場合は約13時間,作成した流域界情報を利用した場合は5分で植生分布図の作成が終了した.このことにより,試作の有用性が示された.

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