Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第II部門

水文学・水資源

Chair:Takao Tamura

[II-66] A Study on Flow Rate Estimation Based on Synthesized Rational Formula in Rivers Scoured Rivers

Satoshi Watanabe1, Naoto Naito1, Fujiwara Shoma1 (1.Railway Technical Research Institute)

Keywords:Synthesized Rational Formula, Flow Rate, Runoff Coefficient, Scour

豪雨時には河川の増水により橋脚周囲が洗掘を受け、傾斜や流失などの災害に至る場合がある。洗掘災害を防ぐためには、洗掘を受ける可能性が高い橋梁を抽出し対策を実施することが望ましい。そのためには、被災時の橋脚周りの流量規模を推定することが重要であるが、全国を網羅する鉄道橋梁が渡河する河川においては水門観測が実施されていないものが多く、被災時の流量や過去の降雨に伴う増水履歴が把握できず、統計的な分析が難しい事例が多数を占める。そこで、本研究では、過去の洗掘災害発生時を含む連続的な流量変化をアメダスで観測されているような長期間の降雨データから合成合理式により簡易的に推定する手法について検討した。

Please log in with your participant account.
» Participant Log In