令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

管路・氾濫流と水理計測

座長:椿 涼太(名古屋大学工学研究科)

[II-35] GPUによる浸水解析高速化の基礎検討

〇永野 雄一1、伊藤 一教1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:局地的大雨、浸水解析、GPGPU、単精度、倍精度

近年ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的大雨によって、都市土木及び建築の施工現場においても浸水リスクが高まっている。
しかし、局地的大雨は、現在は高々30分前からの予報しか出来ないとされている。
そのため、本予報を元に行う浸水解析は数分程度で行わなければ、リードタイムが不十分となり、解析結果を避難や対策に活用することができない。
そこで、本研究ではGPUを用いた浸水解析モデルの高速化について検討を行った。
浸水解析モデルに一般によく使われる浅水方程式について、異なるメッシュ数におけるGPUによる計算速度の検証を行った。また倍精度計算と単精度計算の計算精度に及ぼす影響についても評価を行った。

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