[III-08] 改良した簡易動的コーン貫入試験による地盤強度評価を目的とした室内実験
キーワード:切土のり面、貫入試験、地盤災害
のり面工が施工されている切土のり面において、経年劣化に伴う変状が発生しており、維持管理が課題となっている。切土のり面の健全性評価では、のり面工背面地盤の風化領域およびその程度を把握することが重要であり、簡易的に評価する検査手法の開発が求められている。上記課題に対し、簡易動的コーン貫入試験を応用して、のり面直角方向または水平方向へロッドを貫入する提案試験を検討している。提案試験は、斜面における作業性や地山への貫入能力向上のため、従来の試験とは異なる先端コーン径や打撃エネルギーを採用する予定である。本稿では、提案試験の貫入抵抗値を従来のNd値へ換算する目的から室内貫入試験を実施した結果を報告する。
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