[III-33] 大規模崩壊した谷渡り盛土の応急・復旧対策の耐雨性に関する解析的検討
キーワード:盛土、崩壊、中性固化材、暗渠排水工、ふとん籠、斜面安定解析
平成30年7 月豪雨により岩徳線において高さ約7m の鉄道盛土が延長68mにわたって円弧すべり状に崩壊して盛土約2800 m3 が流出した.当該盛土の応急対策は,岩徳線全線開通日を決定するのに最も影響を及ぼすため早急に完遂する必要があった.これまで筆者らは,被災した盛土の崩壊メカニズムを明らかにするとともに,崩壊した盛土を約75 日間で構築した応急対策と,運転再開後に施工した復旧対策について報告してきた. 本稿では,応急対策後と復旧対策後の盛土の耐雨性を解析的に検証したので,その結果について述べる.
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