[III-184] 気候変動の影響を考慮した火山灰斜面の地盤災害リスク評価
キーワード:極限解析、気候変動、タンクモデル、凍結融解、地下水位
北海道は,厳しい積雪寒冷気候下にあり,気候変動の影響が大きいと言われている.また,北海道は火山灰質土が広く分布し,地盤災害リスクが高い地域でもある.本研究では,平成30年北海道胆振東部地震で被害が多発した厚真川流域に分布する樽前降下火砕堆積物(Ta-d)を対象に,はじめに凍結融解が土質の物性に与える影響を明らかにした.次いで,将来気候における地下水位の変動をタンクモデルによる解析によって明らかにした.それらの2つの影響を考慮した極限安定解析を行い,当該地域の地盤災害リスクを評価した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン