令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

斜面(5)

座長:森 友宏(前橋工科大学)

[III-188] 豪雨災害による斜面崩壊に対する初動対応

〇伊藤 博信1、内田 純二1、藤田 大介1 (1.西日本高速道路エンジニアリング四国(株))

キーワード:豪雨災害、斜面崩壊、簡易動的コーン貫入試験

四国では平成30年の7月に大規模な豪雨災害を経験した.この豪雨は高速道路のり面においても,斜面崩壊などの被害をもたらしている.平成30年度に四国の高速道路切土のり面で発生した崩壊は,崩壊深さがGL-10m以下の比較的小規模な 表層で発生しており,また,誘因は降雨が斜面に浸透することによる地下水位の上昇がほとんどであり,災害は降雨時に発生している.本稿では,豪雨により発生した斜面災害を振り返るとともに,斜面災害発生直後の対応における問題点とその解決策の一つである,簡易動的コーン貫入試験孔を利用した迅速に設置可能なパイプひずみ計観測の事例を報告する.

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