令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(5)

座長:青野 泰久(清水建設株式会社)

[III-228] 追尾型三次元座標測定機(トラッカー)の山岳トンネルの施工管理への適用検討

松浦 遵1、小泉 悠1、福島 大介1、宮嶋 保幸1、松田 雅和1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:山岳トンネル、追尾型三次元座標測定機、鏡吹付けコンクリート、打撃振動、卓越周波数

山岳トンネル工事においては,一定の範囲を少ない点数で代表する品質・出来形管理が実施されている.また,切羽において,地山の硬軟が定性的な指標で評価されるなど,施工判断の根拠となるデータの質・量が不十分であった.これに対して,3D スキャナー等,近年のICT ツールの高精度化・低コスト化が,前述した課題の解決に有用と期待される.トンネル現場にて,①鏡吹付けコンクリート厚さの多点管理計測,②ブレーカー打撃振動に着目した地山の硬軟の定量評価 を目的に,トラッカーという専用ターゲットを自動追尾する,追尾型三次元座標測定機の適用性検証試験を実施したので,その結果について報告する.

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