[III-230] 山岳トンネルにおける省電力広域(LPWA)無線通信規格LoRaWANの適用性検討
キーワード:山岳トンネル、LPWA、LoRaWAN、坑内計測、データ伝送
LPWAは、広域データ通信と低消費電力を特徴とする無線通信で、IoTデバイスのデータ伝送手段として普及しつつある。建設業においても、LPWAの工事現場への適用がされ始めているが、山岳トンネル工事への適用事例は少ない。山岳トンネル工事の省力化を推進するため、坑内計測のデータ伝送へのLPWAの適用を検討している。LPWAの中でもライセンス不要で、携帯電話の電波が届かない山岳地帯でも低コストでシステムが構築可能なLoRaWAN規格を選定し、トンネル坑内における適用性を検討した。工事中のトンネル現場にて通信可能距離の検証実験を行い、1km以上離れた場所でも安定してデータ伝送が可能であることを確認した。
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