[III-240] 建設車両用タイヤによる締固め有効深さに関する検討
キーワード:スクレーパー、盛土、締固め、施工機械
スクレーパーは地山の掘削における一般的な土工サイクルのうち、掘削・積込・運搬・撒出を1台でこなせる土工機械である。本研究は、スクレーパーによる施工中に発生する締固めを評価することで、工事中に発生する専用の締固め機械による施工を低減し、施工効率の向上を目的とする。本論文では、スクレーパーの締固め密度が深度方向および積載重量に依存することを踏まえ、面的な締固め管理への適用に向け、既存の締固め効果の定量的な評価式の拡張を試みた。結論として、地盤に作用する鉛直応力式を導入することで現場実験データを用いて評価式が深さ方向へ拡張できることを確認した。
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