令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

圧縮・圧密(1)

座長:杉山 太宏(東海大学)

[III-261] 石狩LNG基地No.4PCLNG貯槽水張試験時の沈下挙動

〇三浦 健介1、宮下 将典1、鈴木 直子2、山口 裕和2、西村 貴志2 (1.北海道電力、2.大林組)

キーワード:PCLNG貯槽、水張試験、沈下挙動、地盤剛性

北海道電力は、石狩LNG基地において、石狩湾新港発電所の燃料設備として、国内最大級の容量23万kLとなる2基のPCLNG地上式貯槽(No.3貯槽・No.4貯槽)の建設工事を行っている。No.4貯槽は、No.3貯槽と同様に粘性土層の圧密に伴う沈下が想定されたため、事前に沈下挙動解析を実施し、基礎の構造設計を行っている。No.4貯槽の水張試験時の沈下計測結果から基礎の健全性を確認するとともに、既設No.3貯槽との比較を通じて、地盤改良による表層地盤の剛性の差異が沈下量に与える影響や、基礎杭と基礎版一体構造基礎における土圧負担を確認し、No.4貯槽の沈下挙動を明らかにした。

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