令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

圧縮・圧密(2)

座長:山田 正太郎(東北大学)

[III-266] 軟弱地盤上の防潮堤築造に伴う残留沈下予測と天端の上げ越し対策

〇グエン ホンソン1、松本 江基1、澤口 宏1、今井 正1、伊東 圭1、及川 郷一2、奥平 周示2、西村 昌史2、平川 竜2 (1.安藤ハザマ、2.岩手県)

キーワード:軟弱地盤、残留沈下、FEM解析、双曲線法、上げ越し

防潮堤の基礎地盤は軟らかい砂・軟弱粘性土層が深く堆積した軟弱地盤である.このため、防潮堤の安定対策と液状化対策として防潮堤法面部に深層混合処理、防潮堤中央部に残留沈下低減のため沈下促進対策工法としてサンドドレーンが採用された.また、防潮堤築造後の将来的な沈下を考慮しても計画堤防高を確保することが求められた。このため、防潮堤築造に伴う残留沈下の精度の良い予測とその対策が課題となった。盛土施工中の沈下観測データに基づき、FEM解析手法及び双曲線法を適用して盛土完了後の残留沈下量の予測や対策工の考え方について報告する.

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