[III-275] 災害履歴と地形・地質情報に基づく既設渡河橋梁直接基礎の洗掘危険度評価
キーワード:洗掘、直接基礎、統計分析、地理情報システム、豪雨
近年の降雨状況の変化により,これまで台風の影響が少なかった北海道においても,平成28年8月に台風が相次いで上陸し,過去に経験したことのない記録的豪雨による被害が道内各地で多発し,国道38号の小林橋や清見橋,国道273号の高原大橋において,橋脚を支持する直接基礎周辺地盤の洗掘に起因する橋脚の沈下被害や落橋被害が発生した.その後も同種の被害が毎年道内で発生しており,北海道では近年,渡河橋梁の直接基礎形式橋脚の洗掘被害が急増する傾向にある.このような背景を受け,本研究では過去に北海道で発生した渡河橋梁直接基礎の洗掘被害事例に着目し,橋脚の洗掘沈下危険度を容易かつ定量的に評価できる手法を開発した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン