令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤改良(3)

座長:中澤 博志(防災科学技術研究所)

[III-306] 新たなCPG工法の注入管進退動の繰返し効果について- 円筒形土槽実験-

今 真吾1、佐々 真志2、竹之内 寛至3、金子 誓4 (1.みらい建設工業、2.港湾空港技術研究所、3.三信建設工業、4.アートンシビルテクノ)

キーワード:CPG工法、隆起抑制効果、改良効果

静的圧入締固め工法(以下,CPG工法)は低流動性のモルタルを地盤に静的に圧入して地盤の密度を増大させる液状化対策工法の1つである。これまで著者らは,小型模型実験および実大規模の現場実証実験を実施し,従来施工よりも隆起抑制効果ならびに液状化対策効果の高い新たなCPG工法であるアップダウン施工(以下,U/D施工)の開発を進めてきた.本研究では小型円筒形型土槽を用いた実験により,U/D施工の注入管進退動の繰返しによる改良体の拡径と改良効果について検証を行った.その結果,従来施工と比較して相対密度の増分と隆起量の抑制を確認した。

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