令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル

座長:永尾 浩一(佐藤工業)

[III-358] シールドセグメントリング継手(ハイグリップアンカー継手)の開発

田中 孝1、浅野 均1、請川 誠1、下坂 賢二1、田中 宏典1、煙山 史2 (1.戸田建設株式会社、2.日本ヒューム株式会社)

キーワード:セグメント、リング継手、単頭アンカー、締結力、内面平滑、省力化

シールドトンネルのセグメントに用いられる継手は,二次覆工省略や高速施工に対応した継手が多く開発されてきたが,近年,技能労働者が高齢化および減少する中,シールドトンネル工事の自動化に向けた開発が進められており,省力化に繋がるセグメントの継手の重要性や必要性も増している. 筆者らは,金属拡張アンカーの固着原理を応用し,高い締結力が得られる単体アンカータイプのセグメントのリング継手(ハイグリップアンアー継手)を開発した.本稿では,継手の概要を述べるとともに,継手単体およびコンクリート供試体を用いて実施した各種性能確認試験の結果について報告する.

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