令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル

座長:永尾 浩一(佐藤工業)

[III-359] シールドトンネルの大変形挙動に関する実験的考察

倉橋 和希1、砂金 伸治1、岡村 夏之助1、石田 宗弘2、中島 正整2、今福 健一郎2 (1.東京都立大学、2.日本製鉄)

キーワード:シールドトンネル、セグメント、継手、破壊、模型実験

シールドトンネルは多くの継手を有しており,その継手は本体に比べ剛性が小さい場合が多く,構造全体としてフレキシブルな構造である.このため,地震に代表されるような大変形が作用する場合でも,トンネルの挙動はその周辺地山の変形に大きく支配されることとなる.しかし,さらに過大な変形が生じて破壊された実例はほとんどないと考えられており,破壊やそれに至るまでの非線形時の挙動には不明確な点が多く残されている.本研究では1リングのシールドトンネルを模擬した模型にせん断変形を与え,過大な変形を受ける場合のトンネルの破壊時の挙動を把握することを試みた結果,模型の分割数や配置箇所により挙動が変化することが確認された.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン