令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル

座長:永尾 浩一(佐藤工業)

[III-360] 性能照査型設計法導入に向けたSENSの一次覆工の試設計

渡辺 和之1、藤村 智1、成田 研人1、津野 究2、仲山 貴司2、 滝川 遼2 (1.鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:SENS、一次覆工、性能照査型設計法

鉄道トンネルでは,省令の性能規定化に対応できる性能照査型設計法を導入する検討が進められており,性能照査の基本原則とともに,開削,シールドおよび山岳工法の具体的な照査方法が示される予定である.そこで,SENS(シールドを用いた場所打ち支保システム)についても設計法の再体系化の検討を目的として,SENSに性能照査型設計体系を適用した場合の試設計を行った.設計手法は従来のものを踏襲しつつ,安定に関する安全性のうち,一次覆工の構造安定性について,具体的な照査方法の一例を示した.今後,本来の移行目的である,より自由度の高い照査方法についても考察していきたい.

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