令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル

座長:永尾 浩一(佐藤工業)

[III-361] 三次元有限要素法を用いたシールドトンネルの施工解析検討

初谷 樹弥1、鈴木 誠1、杉山 博一2、中井 照夫3 (1.千葉工業大学、2.清水建設、3.地域地盤環境研究所)

キーワード:シールド工法、数値解析、地表面沈下

シールドトンネル掘削に伴う地表面への影響予測を行う際、応力解放率や内空変位(強制変位)を用いてトンネル掘削を再現する二次元有限要素法を用いた検討が多く行われている。しかし、実際の施工ではシールド機やテールボイド、セグメント覆工等の施工過程に応じた掘進方向の影響は本来3次元問題であり、地盤の変形挙動を予測するうえで二次元解析では無理があると言わざるを得ない。本研究ではシンガポール地下鉄ダウンタウン線C929A工区のシールドトンネル施工を対象とし、地表面沈下による実測値との比較から、掘削過程を考慮した三次元有限要素法解析手法の検討を行う。

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