令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

維持・補修

座長:橋本 涼太(広島大学)

[III-443] 震災時の高速道路盛土における一次復旧作業の整理分析

〇中島 康介1、日下 寛彦1、安部 哲生1、佐伯 宗大2、眞野 基大2、呂 佩哲2 (1.高速道路総合技術研究所、2.エイト日本技術開発)

キーワード:高速道路、盛土、地震被害、復旧作業、作業量、時間的変化

2016年4月に発生した熊本地震では複数の盛土において亀裂等による変状が生じ、高速道路の土工構造物は広範囲にわたり甚大な被害を受けた。大規模地震による高速道路の盛土被害は、2004年10月に発生した新潟県中越地震を始めとして、2011年3月の東日本大震災でもその発生は顕著であった。また高速道路土工構造物にはL2地震の作用に対して「…道路の機能の一部に支障を及ぼすがすみやかに回復できる性能」が要求されている。そのため本研究では盛土に生じた段差被害の復旧に必要な資機材数量の規模感を把握し、地震対策の事前準備等の参考資料として復旧時間の短縮につなげることを目的とし、復旧作業量(資機材量)を集計した。

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