令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(2)

座長:松村 聡(港湾空港技術研究所)

[III-373] 一般道路に隣接する大口径深礎杭施工における周辺地盤への影響抑制

西山 将人1、中垣内 高広1、織田 孝之1、下垣 裕幸1 (1.前田建設工業株式会社)

キーワード:大口径深礎杭、親杭横矢板山留め壁、崖錐地盤、沈下抑制

日高豊岡南道路は,一般国道483号北近畿豊岡自動車道(豊岡市~丹波市間約70km)の一部区間を構成し,兵庫県北部の但馬地域と丹波地域を直結し,さらには京阪神都市圏との連結を強化し,地域の活性化を支援する高規格幹線道路である.
日高豊岡南道路山本高架橋上下部工事は,下部工として橋脚,橋台を施工し,上部工266mを片持架設工法により施工するPC4径間連続ラーメン箱桁橋である.橋脚の基礎は,直径φ9500深度L=18.5mの大口径深礎杭である.施工場所は一般道路に隣接した狭隘部での施工であった.本稿では,周辺地盤への緩み影響を抑制した大口径深礎杭施工における対策とその結果について報告する.

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