令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

特殊土・その他

座長:栗本 悠平(清水建設株式会社)

[III-353] 日本各地の沖積粘土の鋭敏性の成因検討

大島 昭彦1、伊藤 浩子2 (1.大阪市立大学大学院、2.地域地盤環境研究所)

キーワード:沖積粘土、鋭敏性、液性指数、水溶性成分、塩化物含有量

筆者らは,これまでに日本各地の沖積粘土層の土質特性を調べ,比較検討してきた。特に,千葉県浦安市の沖積粘土は超鋭敏性を示し,かつ試料の保存期間によって物理・化学性質が大きく変化するという特異性があることを報告した。また,埼玉県越谷市,佐賀県白石町(有明粘土)の沖積粘土も超鋭敏性を示すこと,東大阪市西岩田の沖積粘土は超鋭敏性とはいえないが鋭敏性は高いことを報告してきた。そこで本稿では,これまで調べてきた日本各地の沖積粘土の水溶性成分試験及び珪藻化石分析の結果から超鋭敏性の成因を検討した結果を報告する。

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