[III-436] Verification of settlement prediction for excavation and drawing of earth retaining sheet pile
Keywords:Sheet pile drawing, Earth retaining excavation, Numerical analysis, Field measurement, Close construction
近年、土留め鋼矢板による掘削・引抜きに起因する背面地盤の沈下によって、
近接木造家屋への被害が生じる事例が増加している。これらの被害程度は
基礎地盤の傾斜角度に依存することから、影響検討には数値解析による変形
挙動の把握が重要とされているが、そのような数値解析事例には前例がない。
そこで本稿では、実現場の土留め掘削時・引抜時を対象とした数値解析に
よる予測値と実測値との差異を検証した。
結果として掘削時は予測値と実測値が概ね整合し、引抜き時も急激に沈下が
進行した土留め近傍では予測精度が劣るものの、土留めから離れるにつれて
予測精度が高くなることを確認した。
近接木造家屋への被害が生じる事例が増加している。これらの被害程度は
基礎地盤の傾斜角度に依存することから、影響検討には数値解析による変形
挙動の把握が重要とされているが、そのような数値解析事例には前例がない。
そこで本稿では、実現場の土留め掘削時・引抜時を対象とした数値解析に
よる予測値と実測値との差異を検証した。
結果として掘削時は予測値と実測値が概ね整合し、引抜き時も急激に沈下が
進行した土留め近傍では予測精度が劣るものの、土留めから離れるにつれて
予測精度が高くなることを確認した。
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