[IV-01] A Study on Minato-Machidukuri Using "Location Normalization Plan" in Waterfront Area-Focus on the regional structure from view of citizen recognition in Muroran City, Hokkaido-
Keywords:Location Normalization Plan, Minato-Machidukuri, Muroran City, Hokkaido, Spatial Cognitive, Waterfront Area
わが国の都市問題に対応すべくコンパクトなまちづくりを目指す「立地適正化計画(以下;立適)」が港湾エリアでも展開されてきた.その推進には,地域住民の意識から捉えた地域構造を踏まえ,港湾エリアと都市エリアを繋ぐ手立てを講じることが重要となる.そこで,本研究では平成31年に「立適」を策定した北海道室蘭市を対象に,市民の行動や空間認知から捉えた地域構造から当該計画の妥当性と課題点を明らかにした.その結果,「立適」の区域が市民生活の中心的役割を果たしており,当該計画の妥当性が明らかとなった.しかし,みなとまちづくり実現に向けた課題点として港湾エリアに行動や景観を通して意識を促すことの必要性が抽出された.
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