令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

景観・デザイン

座長:大野 暁彦(名古屋市立大学)

[IV-01] 「立地適正化計画」を活用したみなとまちづくりに関する研究ー北海道室蘭市における市民意識から捉えた地域構造に着目してー

〇勇﨑 大翔1、岡田 智秀2、三溝 裕之3 (1.日本大学大学院理工学研究科まちづくり工学専攻、2.日本大学工学部まちづくり工学科、3.日本工営株式会社)

キーワード:立地適正化計画、みなとまちづくり、北海道室蘭市、領域認知、臨港地区

わが国の都市問題に対応すべくコンパクトなまちづくりを目指す「立地適正化計画(以下;立適)」が港湾エリアでも展開されてきた.その推進には,地域住民の意識から捉えた地域構造を踏まえ,港湾エリアと都市エリアを繋ぐ手立てを講じることが重要となる.そこで,本研究では平成31年に「立適」を策定した北海道室蘭市を対象に,市民の行動や空間認知から捉えた地域構造から当該計画の妥当性と課題点を明らかにした.その結果,「立適」の区域が市民生活の中心的役割を果たしており,当該計画の妥当性が明らかとなった.しかし,みなとまちづくり実現に向けた課題点として港湾エリアに行動や景観を通して意識を促すことの必要性が抽出された.

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