[IV-131] 突発的な浸水被害の回避を目的とした列車停止・旅客避難支援システムの開発
キーワード:局所的短時間強雨、浸水、列車停止、旅客避難
近年増加している局所的短時間強雨(所謂ゲリラ豪雨)は,鉄道沿線の雨量計の設置間隔よりも狭い範囲で発生する場合があり,既存の安全対策ではこれに伴う突発的な浸水等に対応できない可能性がある.そのため,気象レーダによる面的な降雨予測値を活用した,新たな安全対策の開発が進められている.しかし,局所的短時間強雨は発生直前まで予測困難なことから,突発的な浸水発生リスクがある場合,輸送指令は列車や旅客の緊急的な安全対策を,極短時間で決定・指示することとなり負担が大きい.そこで,輸送指令の意思決定支援を目的として,適切な列車停止位置や旅客避難経路を迅速に算出可能な,列車停止・旅客避難支援システムを開発した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン