令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

鉄道

座長:柴田 宗典(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

[IV-137] プローブパーソン調査を活用した鉄道乗車待ち時間推定モデルの精緻化

〇池田 幸平1、樋野 匠海1、柳沼 秀樹2 (1.芝浦工業大学大学院、2.東京理科大学)

キーワード:プローブパーソン調査、列車運行間隔、乗車待ち時間

都市鉄道における乗車待ち時間は,乗車時間や費用と同様にサービス水準を規定する重要な要素である.実務では,利用者の待ち時間を列車運行間隔の1/2として鉄道需要予測に適用しているが,実態とは異なることが既往研究で指摘されている.そこで,本研究では,プローブパーソン調査データを活用した利用者の鉄道乗車待ち時間推定モデルの構築を試みる.具体的には,プローブパーソン調査データから待ち時間を計測する手順を示し,モデルの推定結果と既存の列車運行間隔の1/2設定との比較を行う.

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